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高齢期のメンタルヘルス

高齢者のうつ病の症状について

高齢者のうつ病の症状は、心気的・身体的訴えが多い、不安焦燥が強い、認知機能障害を合併しやすい、等の特徴があります。また認知症や身体疾患に伴う抑うつ状態やアパシーとの鑑別が重要です。近年うつ病の予防が認知症の予防にも繋がると考えられています。
高齢期のメンタルヘルス

血管性認知症の症状について

血管性認知症は、脳梗塞など様々な脳血管障害を基盤とする認知症の総称で、認知症の原因として2番目に多く、認知症全体の約20%を占めます。運動麻痺など神経症候や、注意散漫、実行機能障害など認知機能障害や、抑うつ、自発性低下など精神症状が見られます。
高齢期のメンタルヘルス

アルツハイマー病の症状について

アルツハイマー病の初期には、学習及び記憶の障害や実行機能の障害が認められます。中期になり、手段的ADLや日常的ADLに障害が及ぶと、独居や日常生活が困難となります。また、徘徊や幻覚などの行動や心理についての症状(周辺症状)も認められます。
高齢期のメンタルヘルス

認知症の診断について

認知症の診断は、6つの認知領域(複雑性注意、実行機能、学習及び記憶、言語、知覚ー運動、社会的認知)のうち少なくとも1つの領域において、以前と比較して認知機能の低下が認められ、自立した日常生活に支障を来している場合になされます。
高齢期のメンタルヘルス

せん妄の症状について

せん妄とは、身体疾患や中毒によって引き起こされ、急性に発症し、変動する意識障害や認知機能障害です。集中困難や見当識の低下などの症状が、短時間のうちに変動します。また、睡眠覚醒リズムの乱れがほぼ必発します。
うつについて

双極性障害の診断について

双極性障害は躁うつ病とも呼ばれ、I型とII型があり、躁病エピソードか、軽躁病エピソードの有無で、診断されます。少なくとも一つの躁病エピソードが認められれば双極I型障害、軽躁病エピソードおよび抑うつエピソードが認められれば双極II型障害と診断されます。
その他

統合失調症の診断について

世界的に用いられている統合失調症の診断基準においては、妄想、幻覚、まとまりのない発語、ひどくまとまりのない、または緊張病性の行動、陰性症状などの症状が一定期間持続しており、日常生活に支障を来たしている、ということが重要視されています。
その他

注意欠陥・多動性障害(注意欠如・多動症、ADHD)ー診断と治療

ADHDとは、不注意および/または多動性-衝動性が顕著な疾患で、幼少期より現在まで持続している不注意および/または多動性-衝動性の症状に基づき診断されます。薬物療法としては、メチルフェニデート、アトモキセチン、グアンファシンの3薬があります。
不安障害やストレス関連

解離性健忘とはー診断と治療

解離性健忘とは、心的外傷的または強いストレス体験などについて思い出せない状態のことです。治療としては、不安や恐怖感を和らげ、安心感を回復することが重要です。記憶を取り戻すことだけを目標にするのではなく、通常の日常生活に戻ることも重要です。
不安障害やストレス関連

社交不安障害の薬による治療について

社交不安障害の薬による治療としては、選択的セロトニン再取り込み阻害薬が使われます。治療初期或いは不安が出現する場面や、動悸など身体症状が強い場合はベンゾジアゼピン系抗不安薬が併用される場合があります。
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