高齢期のメンタルヘルス

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高齢期のメンタルヘルス

認知症についての相談

ご家族が認知症かもしれないとお感じなら、お近くの地域包括支援センターに相談なさることをお勧めします。地域包括支援センターは、高齢者の医療、介護、福祉に関する総合相談窓口です。介護サービスを利用するには、要介護の認定を受けることが必要です。
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前頭側頭型認知症の症状について

前頭側頭型認知症は、前頭葉、側頭葉の選択的な萎縮を特徴とする原因不明の認知症疾患です。若年発症の認知症においては比較的頻度の高い疾患です。症状としては、脱抑制的行動、無気力、共感性の欠如、常同行動、食行動の変化などが見られます。
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レビー小体型認知症の症状について

レビー小体型認知症は4つの主要な認知症の一つで、高齢者の認知症の十数〜二十数%を占めています。α-シヌクレインという蛋白から成るレビー小体が、中枢神経系・自律神経系に広範に出現し、神経細胞の脱落が起こり、認知症や幻視やパーキンソン症状が起こる病気です。
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高齢者のうつ病の症状について

高齢者のうつ病の症状は、心気的・身体的訴えが多い、不安焦燥が強い、認知機能障害を合併しやすい、等の特徴があります。また認知症や身体疾患に伴う抑うつ状態やアパシーとの鑑別が重要です。近年うつ病の予防が認知症の予防にも繋がると考えられています。
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血管性認知症の症状について

血管性認知症は、脳梗塞など様々な脳血管障害を基盤とする認知症の総称で、認知症の原因として2番目に多く、認知症全体の約20%を占めます。運動麻痺など神経症候や、注意散漫、実行機能障害など認知機能障害や、抑うつ、自発性低下など精神症状が見られます。
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アルツハイマー病の症状について

アルツハイマー病の初期には、学習及び記憶の障害や実行機能の障害が認められます。中期になり、手段的ADLや日常的ADLに障害が及ぶと、独居や日常生活が困難となります。また、徘徊や幻覚などの行動や心理についての症状(周辺症状)も認められます。
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認知症の診断について

認知症の診断は、6つの認知領域(複雑性注意、実行機能、学習及び記憶、言語、知覚ー運動、社会的認知)のうち少なくとも1つの領域において、以前と比較して認知機能の低下が認められ、自立した日常生活に支障を来している場合になされます。
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せん妄の症状について

せん妄とは、身体疾患や中毒によって引き起こされ、急性に発症し、変動する意識障害や認知機能障害です。集中困難や見当識の低下などの症状が、短時間のうちに変動します。また、睡眠覚醒リズムの乱れがほぼ必発します。
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